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次回ライブ&粕取り焼酎「喜楽」(神奈川県、相模原市、久保田酒造)

次回ライブは
2018年3月24日(土)早稲田ZONE-B
MAD MANIAX企画「shock mania vol.17 + dfer vol.37」に参加させていただきます。
出演バンド数が多くスタートも16:00と早いデスよ。気を付けるべきだと思われます。

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ああ、今度は焼酎がこわいって事ですよ。
どんな事も差別は良くないですよね。
酒類もしかり、ワタクシは酒差別はいたしません。
もう10数年前の焼酎ブームの頃に比べると昨今、本格焼酎を好む方が減ってきている様な気がしております。
某Kago屋さんのお酒イベントなども日本酒の会はすぐにSoldOutですが焼酎の会は当日券有りの状態ですから。
かく云うワタクシも焼酎だけを飲む日は大分減りましたが〆には必ず本格焼酎泡盛を飲むように心がけております。
以前、神奈川県愛川町の銘酒「残草蓬莱」を醸す大矢孝酒造へ普通酒を買いに行ったところ蔵人の方が
泡盛伊是名島」のTシャツを着て作業されておりました。
その後、試飲会で酔った勢いで八代目当主大矢さんにカラんだ、いや、その旨を伝えた所
「私も飲みますよ。同じ国酒ですからね。」
と目頭が熱くなるコメントをいただきました。
国酒といえど焼酎蔵は九州、四国、伊豆七島など限られた地域に有る気がしますが昨今、地酒を飲むという
プチローカリズムアチチュードを実行している我が身。
神奈川の地焼酎を飲まなければいけません。
しかしながら勿論、焼酎蔵はありませんよね。
もはや神奈川に地焼酎というものは存在しないのか?
否、有る、有るのです。
全国的に清酒蔵が焼酎など他の酒類も造っている例は多々ありますね。
有名どころでは前出、八海山の「よろしく千萬」。一番知られていて消費されているのは金宮焼酎でしょうか。
ここ神奈川の清酒蔵でも御多分に漏れず2蔵、焼酎を製造されております。ああこわいこわい。

で、粕取り焼酎です。
粕取り焼酎はワタクシごとき7銘柄しか飲んだ事無いペーペーなので間違ってたらすみません。
全国的には減圧蒸留が主流の様な気がしますがそれでもやり過ぎなければ
しっかりと酒粕の風味が残り、かつスッキリした飲み口で日本酒が好きな方ならイケると思われます。
対しまして常圧蒸留。
粕取り焼酎の本場?らしい福島県「辰泉」の粕取り焼酎は常圧で蒸溜されていますが
まるでブルーチーズを飲んでいる様な感じで日本酒のカプロン酸系香りを重視されている御仁にはそぐわないかと思われます。
昨今、口も臭いのでクサイ物好きなワタクシは大好物で何度もリピート購入しております。
まあ、どちらの方が優れているという事では無く例えばクサイ物を毎日飲み食いしてたら飽きるし
体調の悪い時などはサッパリ飲みたい時も有ります。
合わせるアテにもよりますし要はどちらも素晴らしい飲料ってことですわ。
常圧でないとイカンという御仁もお見受けいたしますが
蒸溜方法による差別もよくありませんよね。

話は戻りますが県北、津久井湖の近くにて
清酒相模灘」を醸す久保田酒造さんが造っているこの粕取り焼酎「喜楽」。
ワタクシ個人的には神奈川が全国的に誇っても良い逸品ではないかと思っている次第です。
こちらの本分、日本酒「相模灘」自体もTKYなど他県でも評価高く確かに美味いです。
その酒粕からですからそりゃもうアナタ、ワタクシがアレコレ言うまでもないですよね。まあ、言うのですが。
常圧蒸留、無濾過によりフーゼル油浮きまくりのこのブツは
蔵元曰く、好き嫌いがはっきり別れるとの事。
幼少期に祖母から与えられた酒粕を火鉢で炙った物をそのまま飲んでいるかのような味の濃さと香ばしさではありますが
思うにワタクシにはチョウドイイです。
相模灘」を飲んだ後に〆で一杯などとてもよろしい流れかと存じます。
現在の基本アイテムは35度バージョンです。
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かつては25度、
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30度など有りました。
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経て2013年。35度にたどり着いたそうです。
また、たまに出るハナタレ(初垂れ)原酒44度
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は35度に比べるとさらに高アルコール度数にもかかわらず
雑味が無く綺麗な口当たりでありながら酒粕の味がシッカリ過ぎる程感じられ素晴らしいです。
これを冷凍庫で凍らして〆に猪口で一杯、ストレートでやるのはタマランでございますよ。
はたまた、高価なのでまだ購入したことは無いのですがこれをワイナリーから譲り受けた樽に長期間貯蔵した「秘蔵酒」なるブツも。
橋本のOBCH酒店で試飲させていただきましたがもはや別物。
ウィスキーなど洋酒好きな方にもご推奨できるブツで御座いました。
が、この「喜楽」、なんとやら!通常版の35度でさえあまり流通しておりません。
津久井や橋本あたりの酒屋さんなら有るのかもしれませんし知らんだけかもしれませんが
ワタクシは蔵の直売所か上記OBCHさん、もしくは足柄の5OOO屋さんで購入しております。
後は相模大野のさがみはらアンテナショップ、ボーノ相模大野内、「Sagamix」で売っているのを見たことが有る位です。
かつては近所のおもろい酒屋、MAN吉商店さんでも売っていたようですが現在は扱っていないとの事。
折角の逸品、なぜ積極的に流通させないのかはワタクシの知る所ではございませんが
先日、試飲会の久保田酒造ブースにて蔵人の方と話す機会が有り、また酔った勢いで「喜楽」についてカラミ、いや、色々お聞きしました。
ハナタレを飲んだ時の感動についてカラんだ、いや、想ひをつたえたところ、
通常版35度の在庫が余っているので当分、ハナタレは造られないのではないかとの事でした。
なんともはや、やるかたないお話。Soft On Demand、いや、Supply And Demand。
ここは一発、試飲会などで蔵元にカラみ、いや直訴したい所ではございますがそれは出すぎたマネですね。
ワタクシの様な一般消費者が出来る事はひたすら在庫尽きるまで飲み続ける事。
さすれば民意?は届くと信じて、「喜楽」を飲みながら筆を下し、いや、置きたいと思います。

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イヌも舌なめずりですよ。

あ、物販、在庫沢山、余ってますからね。
ご希望の御仁は前記事をご参考に。