次回ライブ&「隆 足柄若水 火入れ 純米吟醸」他「隆」シリーズ(神奈川県、山北町、川西屋酒造店)
次回ライブですが約8日後です。
2019年8月24日(土)、甲府BODEGA EASTにて
DISGRACE TO THE BASTARD企画
「MUSICAL DESTRUCTION Vol.3」
に参加させていただきます。
さて、本題?の方ですが前回の記事、折角書いたのに残りを載せられなかったので転用させていただきます。
前記事と続きで読んでいただけたら幸いです。
そして翌年、無事に迎えられたハレの日にまた買っちゃった。
オリジナルの黒隆です。今は黒白っていうんですかね?
黒金より色が気持ち黄褐色強めですかね?
こちらも開栓したてで冷えていると固めでしたが
やはり控えめな華やかさとしっかりした味のバランスの妙をご堪能ください。
勿論、極ぬる燗35度は昏倒しました。
こちらの酒粕を使ったわさび漬けが海老名SA上り限定でございますよ。
折角ですので「隆」シリーズ、ィっちゃいますよ。
この銘柄では安価な部類にも関わらずその程よい華やかな香りとしっかりした味わいのハイコストパフォーマンスモデル。
やはり開栓したての冷えた状態では固めですが常温からはいい感じですし一週間待ってみなさいよ。アナタ。
これがまたすんばらしい味乗り。正に咲いたさ~です。
「隆」銘柄は蔵元の思想としては冷で飲む事を想定して酒質設計しているそうですが
やはりつけてしまう訳です。
55度くらいで彼奴らが立ち始めた辺りがとても好みでございました。
やはり寿司か…
上記、白隆のムロカナマオリゲン酒です。
どこぞの日本酒ライターさんがお悦びになりそうな響きですね。
生原なのでか上記白隆火入れより香りもアルコール度も高めです。
オリは見た目にはそれほどガッツリではなくうすにごり強といった感じですが、
お味の方にはガッツリと反映されてドッシリとした太い感じになっております。
そのままでも勿論、美味いのですが冷(冷酒)で飲む場合、キューブ氷を一個猪口に入れて
ロックで飲むとこれがまたまろやかになってイイ塩梅です。
米山先生に教わったんですけどね。
勿論、ムロナマオリゲンでもなんでも燗もつけますよ。
50度位の乳酸立ち始め位に氷一個入れて急冷しても美味いです。
球磨焼酎の直燗ロックみたいな感じですね。
米山先生に教わったんですけどね。
炙りしめ鯖、やっぱ辛子ですよね。
これもまたムロカナマオリゲン酒です。
こちらは山田さんなのでちょっとコッチのほうが張りましたが
試飲会でその日一番のインパクトを与えてくれたので買わずにはいられなかったのですよ。
こちらはオリ多めで一升瓶で底に3㎝位沈殿しています。
ちとボケててすみません。
隆の平杯にそそぐと字が殆ど見えないくらいですが発泡はしていません。
発泡していなければオリ酒も燗をつけるに一切の忌憚無し。
40度以下のぬるぬる~ぬる燗、もしくは55度位の立ち始めが好みでございました。
高アルコールの生原なので割り水燗などもよろしいかと思われます。
まあ、一応、イヌもね。
こちらは原料米に美山錦を使ったブツ。「隆」シリーズのなかではコチラが一番お安いです。
なのでか人気も高く毎年、売り切れ必須。aka赤紫文字隆(ちと強引ですが)
試飲会でしぼりたての「隆」3種類をブラインド試飲させていただいた際、こちらが最も好みだったので
火入れがリリースされた頃合いを見計らって急いで購入。
やはり開栓したては気持~ち固い気もしますがワタクシの勝手な思い込みでは
美山錦は元々、固めな感じがしますのでそれほどではありませんでした。
なのでか冷えた状態でも甘味、コク、酸のバランスが絶妙に感じた次第です。
であっても勿論つけます。40度位、55度位が非常によろしかったです。
こいつですわ。
試飲会後に購入した際、米山先生にやばいよと言われていたのですが…
開栓には満を持して風呂場にてタオルで押さえながら酒蓋をゆ~くりと空けて行き
ガスを結構な量プシューと出してもういいだろうと居間へ移動。
さて開栓の続きを…ボシューって…
米の甘いイイ匂いをまき散らしながら白濁が天井まで飛び散りました。
粗方は拭いたのですが残っていた白濁が数日後、茶色に変色し殺人現場の様相を呈した事はナイショですぞ。
で、お味の方ですがやはり開けたては固めな上にガスが強いのでかなりドライに感じましたが
経てガスが抜けてくると旨味と甘味がガッツリと出てきました。
美山錦の苦み?は気持ち感じますが意外と酸は強くなくサッパリとグイグイいけてしまう悪い奴です。
開けたての発泡感を楽しみながらドライに飲むも好し、少しおいて味乗りを楽しむも好し。
で、ガスが抜けてきたら一切の忌憚無く燗ですよね。55度位が最も好みでした。
とても良いお酒という事ですが開栓時、No Riskでは飲めませんよ。
だからワタクシは雄町ストじゃないですってば。
といいながらも今年のハレの日に合わせてリピート購入したのがこちら。
「隆」シリーズ唯一の純米酒でありながら雄町サミットやらで首席を受賞。
でありながらお値段も同シリーズ中、二番目にお安く嬉しい限り。
やはり開けたては気持ち固めですが常温で放置してみてくださいよ。
一気に花開きますよってに。
今回はHKNY酒店さんの常温棚で売られていたものでしたので最初から咲いてたさ~。
流石、首席。冷でも酸と甘味、コク、全てのバランスが絶妙でございます。
丹沢山の山廃と言えば燗。という事はこちらも燗ですよね。
クリーミーな酸が良い感じに広がっていき40度位が最も好みでございます。
60度超えの立ったのもたまらんですね。(常温保存の今回は立ってきませんでした。)
「隆」シリーズには他にも山吹ラベル、水色ラベル、水色文字、赤紫ラベル、藤色ラベル
など使用米の違いで多種ございます。
しかも仕込みタンクごとの調整無し一発勝負の心意気。
故に裏ラベルには必ず仕込み**号と記され、
ワタクシにはそこまで認識する能力はございませんが
それぞれ微妙に違うらしいです。
全体に開けたては固いような事を書いてしまいましたが
固い=フレッシュ?なのが好みの方もいらっしゃるでしょうし単に私の好みですので。
また、時系列での味乗りを楽しめるお酒と思っていただけたら幸いです。
Think no one cares about you.(Crimpshrine/Fucked Up Kid)
あ、”たかし”ではなく”りゅう”と読みますよ。