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泡盛 「白百合」

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こう猛暑厳しいと爽やかなお酒が呑みたくなりますね。
で、我が家では泡盛。おこちゃまだった頃は臭せえ酒だなと思っておりましたが
今じゃあの風味も爽やかに感じられます。が…
何の気なしに飲んだこと無い銘柄と思い安酒量販店で買ったこのブツ。
かなりのインパクトです。匂いはまあ普通の泡盛という感じですが
口に含んだ瞬間、口内に広がる泥水の様な風味。(飲んだ事有りませんが。)
もしくは墨汁の様な風味。(飲んだ事ありませんが。)
名前とはかけ離れた野蛮な風味に怯みながらも一升買いのツケを払うべく
飲み続けるとあら不思議。なんかこの独特の風味も良いんじゃないかと思えてくる。
しかも氷が溶けてくるにしたがい円やかな甘みが感じられてくるのです。
最早、普通のスッキリした泡盛では物足りなくなってしまった。
石垣島の池原酒造という酒造ですが老夫婦二人だけで営んでいるらしく
暑すぎると仕込まないという反商業主義的?な所も良し。
この酒造の他の商品は「赤馬」(あかんま)と「白百合」古酒43度だけという小規模経営。
でも意外と関東方面で流通しています。
因みに「赤馬」は25度、「白百合」から甘みを減らした感じでクセだけという感じの曲者。
後、取り扱い店舗限定の「しらゆり」も有り、この写真がそうですがジャヶが違うだけのような…
アテは焼きレバーを利用した簡易レバニラ。斬るのは韮だけという手抜きだがなかなかヤル奴。
それと”いなげや”でたまに売っている篠〇屋のきぬ豆腐、50円。
前出の三代目茂三と同じメーカーの謙価版。殆ど同じ味と歯応えで値段半額と
かなりコストパフォーマンスは高い。
ガツンと来る酒をお探しの貴兄に。ガツンと来るだけか否かは己次第という事で。

追記
すまん、正直悪かった。
1ヶ月位前、登戸の酒屋で3合瓶を買った時は以前ほど強烈なインパクトは無く
もはや我々は次の領域まで来たのかと思われました。あ、勿論、美味かったのですが。
しかし先週買ったレギュラー「白百合」1升で我々はまだ登山口にも立てていないヘタレと痛感させられました。
匂いが普通とは嘘。耐えられないほどではないですがやはり少しカビ臭い。
そしてそのお味は…めっさ濃い!硯が割れるまで研いだような墨汁。
しかし味が分厚く美味い。
賢明な貴兄ならもうお解かりですね。
1本1本味や風味が微妙に違うのです。流石、完全手工業。非営利主義。酒造界のアナーキスト夫婦。
この酒を飲る理由がまた一つ増えました。
アテはゴーヤとナスを甜麺醤で中華風味噌炒めにしてみました。旨し。