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麦焼酎 「泰明」 特蒸

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2008年6月1日より派遣先が変わり、その際IKDさんに餞別と渡されたこの逸品。
レギュラーは常圧蒸留と減圧蒸留のブレンドらしいですがこの”特蒸”は全て常圧。
というかレギュラーでさえ売っているの見たことありませんよ、全く。
IKDさん本当にいつも有難う御座います。
開栓時の匂いはやはり香ばしいが凄まじい程ではない。しかし…
その味は正に麦の塊!そしてやはり香ばしい。
とにかく味がブ厚い!ハーリーレースの頭部並にブ厚い!
そして帝王のダイビングヘッドバットを受けた様な衝撃は氷が溶けて来ても衰えを知りません。
麦汁とも言える様な全く別の存在です。
味が濃すぎる為かはたまた胸一杯な為か折角のネタだからチビチビやろうという貧乏症故か
2杯目はなかなか行けずつい違うのを飲んでしまいます。
聞けばこの「泰明」、この筋(香ばしい系麦焼酎)の最高峰と言われる「兼八」にも引けをとらないそうです。
「兼八」は最近行きつけの生田の酒屋で現物を見ましたが「常徳屋全麹」とセットで¥10500。手が出ません。
そこの酒屋は昔ながらの人の良さそうなおじいさんがやっていて決して流行でプレミア付けている
感じでは無いのですが(事実、他店でプレミア価格の黒糖焼酎は普通に定価で売っている)
蔵元がお得意さんばかりに卸して全く入って来なくなってしまったとの事。
「常徳屋全麹」が元から定価高いのでおかしくない値段ではありますがバラで売ってくれれば…
生田の「開かずの踏切」の近くの居酒屋で店先にその名は有りましたがどうだか…
調べた限りでは「泰明」はそれに比べて比較的手に入る様です。
山頂から頂きを望んでみたい御仁はDIE OR BUY。己も再びSEARCH AND BUYでしょう。
因みに「泰明」特蒸は定価1升2600円位とやや高めではありますが普通のお値段です。
いつか奴等の足元にBIG MONEY叩きつけて「泰明」と「兼八」を飲み比べてみたいもので御座います。
この日のアテはゴーヤチャンプルー。己のゴーヤチャンプルーは美味い。
沖縄出身では無いが確実に美味い。
ですがこの日、普段は入れないもやしを入れるという大失態を犯しました。
沖縄料理屋で食った奴も入っていたし今日使わねば痛んでしまうと思った(また出た)貧乏症と勿体無い病故。
己への戒めも込めてあえて掲載。って別に料理人じゃないんですけどね。
しかしながらこの酒があれば最早アテなど無くとも至福の時を得られるので御座います。