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麦焼酎 「釈云麦」

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己にとってのワンダーランドは酒屋でなのですが品揃えが豊富で当然定価売り、
決して店員の趣味を押し付けず、
そして上から目線で無い素晴らしい酒屋に巡り合った時、感慨深く思います。
この日、己はかつてギルド(前出の悪?の組織)傘下の酒屋を検索中に見つけた、
我家より約7km程離れた酒屋目指しチャリ(当然ママチャリ)を走らせたのであった。
ある程度は勝手知ったる土地ではあった為、簡単な地図1枚しか携えなかったたのが悪かったのか
はたまた己の要領の悪さか見つからねえ…しかも雨までパラついてきやがった…寒い…
もういいじゃないですかと日景T雄氏の名言も脳裏をよぎる…
其んな矢先、唐突に発見出来たこの酒屋「籠〇」。店構えもヤリそうだ。いざ。
そこは正に己にとっての遊園地で御座いました。
興奮気味で時の経つのを忘れジッと見入っていると値札に書かれた「無ろ過」「ちょっと変わった味」の文字。
装丁も請っていて読めないロゴも殺りそうだ。お値段、2650円。範囲内。このブツ「釈云麦」に決定。
其の名の通り麦で御座います。
震える手に一升瓶をしっかり握り締めいざレジへ。ここで店員の態度が悪いと興醒めです。
っと、レジ前には同じ「釈云麦」の赤いラベルのやつが並んでいる。
きっと限定品だとは思いつつももう引き返す度胸は御座いません。
「こ、これ、く下さい」とどもりつつレジに置くとSM〇SH Y〇UR F〇CEのベーシスト、
”のじ”(見てますか)ばりの笑顔で好対応。こちらこそ有難う御座いました。
耳を赤らめながら店外へ出ると本降り・・・興奮状態の己にはこんな雨など…寒い。
ビッチョ濡れになりながらもこの酒に合いそうなアテを考えながらIna毛やへ。
先に稲田堤駅近くに出来た「伝説の地鶏、じ〇っこ」へ行った折、串に刺さず直火で焼く
焼き鳥が香ばしい系麦焼酎にかなり合うという事は確認済みだったのですが
(この時は「焼き麦」とかいう銘柄)その店、美味いが高い!焼き鳥が1450円だぁ?
むかつくのでそれを再現してやろうとちょっと良い国産鶏肉の塊と魚焼きの網を買い帰宅。
ガスコンロで焼きそれなりに再現致しました。あと残ってたベイコンをステーキで。
しかしこの鶏肉コンロ直火焼きは美味いのですがリスクを背負わなければなりません。
換気扇を最強にしても部屋中に煙が充満し火災警報器が鳴ってしまうのです。
あと2日位部屋が焼き鳥臭い。まあそれだけで一杯呑めるのですが。
肝心の「釈云麦」、お味の方ですが開栓時の匂いもかなり香ばしく
口に含んだときの香ばしさはあの「泰明」までは届かぬまでもかなり近い線まで。
その香ばしさの中に濃縮された麦汁の味。「泰明」程甘みは有りませんが
完全な辛口という訳ではなく程よい甘みが感じられます。
氷が溶けてくるとそれがはっきり現れしかも流石無ろ過。
嫌ではない雑味っぽさも感じられて個人的にはかなり気に入りました。
つい飲みすぎて未だ残っているのに撃沈。氷が完全に溶けて「例のアレ」(京都L.S、I上氏命名)
になっても未だ香ばしさが残っていて冷やせば飲めますって水割りと同じか…
まあ兎に角、美味かったちゅう事ですわ。