麦焼酎 「黒むぎ」
この銘柄を選んだのは酒造が件の「黒さそり」の酒造でありしかも麦、黒と点が線になったからである。
だが不詳、私、既に「黒さそり」がどんな味だったかすっかり忘れているのである。
黒麹仕込みといえばコクが出るのは大体予想は付きますが香ばしくなるのかはまた別の話。
だが麦焼酎で黒が付くのは大体香ばしい。そんな安易な発想で期待に股間いや失礼、胸を膨らませ
葛西の大黒〇にて2300円にて購入。その後、N亭にて飲みすぎ帰りの電車で邪魔なこと然り。
久しぶりに途中下車、駅便で吐いたのでした。きっと謎の中華屋の謎の蒸留酒（白酒？）が利いたのであろう。
でもその中華屋、実力は確かで揚げナスとピーマンの味噌炒めは再現せずにはいられ無かったのであります。
さて本題のこのブツ。お味の方は…想定外でした。確かにコクは有る。だが香ばしくはない。
飲みやすい系の麦焼酎を熟成させた感じ。まあ、後味には粉っぽい苦味の様な風味が残りますが。
不味いわけでは有りませんが酒だけで飲むとちょっと物足りないかも。そんな時はアテで補完。
妻の実家からお中元に頂いた前出、もはやステーキと呼べるローストビーフ。
加減を知らない我々は全て一気に切りました。少しずつ切り分ければ良いのに･･･
とにかく柔らかく全く筋ばった所無し。焼き部と生部の加減が絶妙。
そのままでも肉質と塩加減が見事で文句の漬けようが無い美味さですが
タレと西洋ワサビをつけてもまた素晴らしく飽きること無し。
いや流石に二人でこの量は飽きた。己も丸くなったものよ喃。
しかし翌日ローストビーフサンドにして自分で蒔いた種は自分で摘み取ったさ～。
