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各告知&相模灘「特別純米 芳醇辛口」(神奈川県、相模原市、久保田酒造)

先ずはドラム君がこの度、というか5月中目標で飲み屋を始める事に相成りました。
いずれこちらでも本人から詳細な告知が有りますよね?
場所は小田急向ヶ丘遊園駅北口から故ULURU(故IMU)方面と逆に直進。
鰻屋の有るビルの2Fです。

で、一応、我々の本分である次回ライブはちと先ですがまたWAGPLATY殿に誘っていただきました。
アリガトウ・アリガトウ。
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2018年7月15日(日)新代田FEVER
Breeding Records企画「鬼人奇才 ドクゼツナ コドクナ ドクガ」に参加させて頂きます。
対するはWAG PLATY(新メガネ)、MIDDLE(鶯谷の首領)、BACK TO BASICS(狂㋣)、NOWON(1stAlbam NOWON saleになるのくゎ)
と我々はともかく豪華ですぞ。

折角ですので久保田酒造さん本分の方も
相模灘」銘柄の方はTKYや神奈川でも横浜、横須賀方面にも流通していますね。
かく云うワタクシも近所のMAN吉さんやKago屋さんで購入する事が多いです。
数年前、盆休みに時間が出来たので「喜楽」と「相模灘」を求め蔵に赴きました。

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看板だから許可なしに乗せてもいいですよね。。
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入口ですから許可なしでいいですよね。。
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販売所の中ですがボケてるし許可なしでいいですよね。。
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販売所でボケてますので。。。
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ビック瓶が気になりますな。秘蔵酒も。。。

一応、バスの時刻表はチェックして行ったのですがバスしか公共交通手段が無い地域。
着いて試飲して購入して帰るのにチョウドイイ時間に復路のバスが有るので
これは午前中に帰って購入した酒で昼から一杯出来るなと思っておりました。
予定通り午前9時頃、蔵に到着。早速、上級酒も含め何種類か試飲させていただき
最初から買うつもり満々なのに「喜楽」も試飲させていただき
あら、もうイイ気分。
当時、通いつめていたKago屋さんでは置いていない「相模灘 特別純米 芳醇辛口」と「喜楽」を購入しリュックに詰め込み
復路のバス停へ…ってもう時間無いじゃん。調子に乗って試飲しすぎたのです。
京都駅キーポンランニング(*注1) の二の舞をしでかしました。
次のバスは2時間後。バス経路が複数ある地域なので少し歩けば違う経路のバス停も有るだろうとタカをくくって
移動してみたもののありゃしない。タクシーなんぞ通りません。
当日は恨みでもあるのかという位、晴れていやがり猛暑。生命の危機すら感じました。
結局、2時間ふらふらしながら元のバス停まで戻り何とか生還しました。
人間、「足るを知れ」ということですよね。

で、「相模灘 特別純米 芳醇辛口」。
こちらの蔵の信条「米由来の旨味を生かす為」の無濾過、
そして瓶囲い、と贅沢な仕様ですが一升2500円(当時)と通常版の特別純米より200円安く
しかも芳醇ときたらお買い得感がありますよね。
原料米が美山錦で無濾過のせいか苦味も感じますがそれもまたアリ。
キレも良いのに確かに芳醇で味は濃厚でございました。
芳醇辛口なんて、そんなん燗つけたら美味いに決まってるじゃないですか。
確かに美味かったのです。

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芳醇だけに金目の煮付けと合わせてつけましたよ。

が、メモを見ると既に芳醇だからか、はたまた夏だったからか常温以下の方が好みと書いてありました。

こちらのお酒、最近、ラベルが一新され芳醇が取れてただ辛口となりました。
この様に
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相模灘 特別純米 辛口 おりがらみ 生酒」
昨年の夏に出たこのブツ。勿論、無濾過、瓶囲いです。
それを生の状態で夏まで熟成させたんでしょうね。
蔵がちゃんと瓶囲いで温度管理した生状態での瓶熟成、しかも「おりがらみ」ですから
そんなん、美味いに決まっているじゃありませんか。
結構、オリさんは入っています。
開栓したてはちとカッチカッチな感じがしましたがもう2日目からは味が乗ってきて
Just One Weekで乗り切った感じになった訳だ。いや、訳です。
濃厚な味わいは健在。というかオリもインで増してます。しかもスッキリキレは良い。
あ、苦味も健在ですがオリのおかげか気持ち和らいでいる様な?
こちらも常温以下が好みと書いてありました。

ワタクシはこちらの特別純米シリーズが好きなんですよね。
米どころの県に比べ比較的価格が高めの設定である神奈川の酒のなかでも
一升、2000円代というのも有難い。
通常版「相模灘 特別純米
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イヌも同意の様です。

こちらも勿論、無濾過、瓶囲い。
やはり美山錦なので苦味は感じられますがアリなんですぞ。
グレープフルーツとかレモンピールとかそんな感じの苦味と思えばヨシなんですぞ。
こちらは芳醇よりそりゃスッキリですがちゃんと味は乗っています。
個人的にはこちらはぬる燗か50度越えで奴等が乗って来た辺りが好みです。

相模灘 特別純米 若水」(Out Of Print)
元々、若水酒米の種類です)は白ジャケで造られていましたが
このジャケになってから酒質がかなり変わったそうで
これはその1期目、火入れVerです。
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イヌも期待大だった様です。

これは大変美味かった。い~い酸が出てて蔵元推奨の常温以上で間違いないです。
奴等が立ってくるのは60度位。その辺も大変、美味しゅうございました。
しかしながら残念な事に諸事情によりこの次のBYに生酒を出してから製造されておりません。
切に再発を所望する逸品です。

相模灘 特別純米 雄町」
これは秋口に出た火入れVerです。
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秋口でしたがイワシが旨かった。

こちらの蔵はあえて「ひやおろし」を出していないのですがこれはひやおろし的な存在かもしれません。
思えば前出の若水火入れも「ひやおろし」、おりがらみも「夏酒」と言われる部類かも。
それはともかくこちらも大変美味しい。
素晴らしい酸が出ておられます。香りや味がもはやヨーグルトっぽくも感じました。
ワタクシ、いわゆる雄町ストと言われる輩ではございませんが雄町米のお酒は好きで結構飲んでます。
知らんけど雄町好きって言ってりゃ何かデキるっぽいじゃないすか。知らんけど。
やもすると複雑になりすぎて良く解らなくなると個人的に思う雄町米の酸が
上手くまとまっていてワタクシにも解りやすい美味さを感じる事が出来、非常に助かりました?よ。

「すべての愚かなイズムを逃れ、そして永く生きる事」
真に正鵠。すげえな加奈崎さん。
RK2君、お陰で聴くことが出来ました。
君にアリガトウ。

*注1)京都駅キーポンランニング
飲み過ぎて、京都駅走って、高速バス乗り遅れて、逆ギレという体たらく。
語源は「チャーリーハーパー・キーポンランニング」