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次回ライブ&いずみ橋「純米辛口 黒ラベル」(神奈川県、海老名市、泉橋酒造)

本当、すみません。
最早、次回ライブまで一週間を斬っているではありませんか!

2018年9月30日(日)西荻窪PitBar
NAMASTE企画「NAMASTIC NIGHT」に参加させて頂きます。
そりゃもう、隙の無い布陣なので18:00前にはPitBarに居るべきですぞ。

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神奈川の蔵で唯一、自社精米機を持ち酒米は自社田で収穫した物をほぼ使用。
神奈川では最も早く全量純米蔵に移行。最近は山廃、生モト系も手がけ
ポップなラベルデザインでイメージも定着し県内外にも積極的にウって出ておられます。
こう書くとイケイケな感じがしますが一貫した強辛口でありながらもウマ味、燗上がりする酒質は
確かなポリシーに裏打ちされた物と感じておる次第です。
が、大変申し訳ございませんがこちらの方が気持ち高めの設定になっておられます。
定番商品の中で最も安価な「恵 海老名耕地」でも一升3000円弱と…
そんな中、レフリーのブラインドを突いてひっそりと販売されておられたこちら

「いずみ橋 辛口純米酒 黒ラベル

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イヌもブラインドを突かれたようです。

こちらの商品、オフィシャルHPには掲載されておりませんし取扱店でもほぼ目にしたことございません。
あろうことか蔵の直販所「酒友館」でも見た事ありません。
何故か近所(川崎在住時)の半分以上ファミマになっている酒店にて目撃、購入いたしました。
一升2350円とこちらの蔵の商品にしてはかなりのお値打ち価格。
かくしてお味の方は。
イイっす。勿論、通常定番商品に比べると気持ちすえた様な雑味なども感じられますが
それがかえって旨味に感じてワタクシは好きです。
上記「海老名耕地」をちょっと重くした感じでしょうか。
色もやや褐色なので店熟成時に紫外線ダメージを受けたのかと思いましたが
裏のラベルを見ればしっかりと1年常温熟成させているではございませんか。

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このスペックです。

これはもう、燗をつけざるを得ない。
40度までのぬる燗はイイ感じに甘味と味が膨らんでウマいですし、50度越えでもイケますぞ。
キレイな酒質のイメージが強いこちらの蔵ですがこんなセメントマッチ的な泥臭いブツも有るじゃないですか。

因みに、カップ酒もありました。

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愛川町、大矢孝酒造さん近くのヤマザキデイリーストアにて購入

このお酒についてKago屋さんの試飲会で蔵の方にカラん、いや聞いたところ
山田さんも麹米?で使われているようですが掛け米に一般米を使っているからお安いのだそうです。
そういえばこちらの蔵は定番商品から季節限定商品まで自社田、山田さんを筆頭に雄町、亀の尾、神力
など錚々たるなんか凄そうな酒米ばかりですからね。

こちらの蔵では毎年、世界的祝日?である2月9日付近に特別見学会を催しておられました。
初めて直販所「酒友館」にて購入した際、登録しますかと言われ舞い上がってはいと答えたのが運のつき、
赤いラブレターならぬ特別見学会への招待状が届く様になりました。
そんなもん、行かねばなりませんよね。
蔵の製造工程見学は勿論、入場時に平杯を頂けて、それで大体12~14種類の試飲が出来ました。

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毎年デザインが違うのがココロニクイですね。

燗コーナーも4種類位あり、有料試飲では最上級酒の純米大吟醸が60ml位、300円で頂けました。
また、初期は酒友館の2階で、途中からは新設されたセミナールームで蔵元や蔵人の方による日本酒講座も受けられました。
世界的祝日を祝う、素晴らしいイベントと毎年、マダムから届くのを心待ちにしていたモノです。
一昨年まで6回位、欠かさず参加していたのですが去年は参加できず、今年からは飲食店関係者限定になってしまったようです。
こちらの見学会(というか普段から)は蔵内、撮影禁止ですし当然のごとくツマミなど持ち込み禁止でした。
地元の方でイヌ持ち込みの方がいたのは内緒ですぞ。
後期はかなり参加者も増えていましたが中には平気で蔵内をスマホで撮影したり、
ツマミをポケットから取り出し頬張り、無料飲み放題無イベントと勘違いして泥酔、
折角貰った平杯を落として割る無粋な輩が多く存在しておりました。
撮影禁止は蔵のポリシーですから我々参加者はそれを尊重して参加するべきと思います。
そんなこんなで聞いた訳では無いので定かではありませんが蔵としても一般参加者は…ってなっちゃったんじゃないでしょうか。
かつて山梨ツアーの楽しみの一つにワイナリーでの試飲がありました。
かくいう我々もフ〇ッコワイナリーや農協で試飲や軽い試食を楽しんだものです。
ああ、勿論、我々はその後、ちゃんと買いましたよ。
それを聞き付けた某バンドが無料飲み放題、食い放題と勘違いして飲み、喰い散らかした挙句、
試食は無くなり試飲も規制されましたとさ。
人それぞれの酒の愉しみ形があるとは云え、どう見ても傍若無人としか言いようが無い方法で、
彼奴等せいで我々の愉しみが奪われるのは埒もねえ話て事で。
とりあえず、その某バンドと某日本最高のロックフェスで共演した際、
イガグリ投げつけときましたよ。
おっと、最近のワタクシは他人を批判するのは控えるんでしたね。
今日は人の身、明日は我が身って事で。
お酒は楽しく適量で。