D.M.A.A.R.I.P

PunkバンドGOのUseless Information

次回ライブ&松みどり「純米吟醸 秋あがり」(神奈川県、松田町、中澤酒造)

さて、次回ライブですがやぁぁぁぱり、来週でございます。
BOYCOTTT SCENTENCE企画「YOU SUCK」
に参加させていただきます。

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全共演バンド初のお手合わせ。
ボッコボコにしばかれて「今日はこんぐらいにしといたるわ」
ってな感じで臨みたいと思います。

さて、2月9日はニクの日。
11月18日は土木の日
10月1日は日本酒の日ですね。
最近は地球温暖化により10月を過ぎても30度超えの日々があったりもしますが
蔵内で熟成された前醸造年度のお酒が外気が下がって熟成温度と近くなってきた頃合いで卸される
のがいわゆる「ひやおろし」と認識しております。
とはいうものの早いところでは8月後半より卸されているわけですが
秋の味覚も出始めた頃に適正管理され熟成した1回火入れのお酒が発売されるなど
喰え、飲め、太れと言われているようで心も踊るというものです。
新酒の時同様、コレとコレとコレが十分に備わった大器でありさえすれば
片っ端から試してみたいものですが
そこは所詮…という事で毎年、2~3種類に止めるよう心がけています。
そんな中、やはり毎年買ってしまうのがこちら

「松みどり 純米吟醸 秋あがり」
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そりゃ、秋刀魚刺しですよね。

こちらのお酒、毎年、世界的祝日?である8月22日付近に松田町のお祭りに合わせて催さわれる
蔵見学会で発売前に試飲することが出来、必ず買おうと心に決めるのですが当日はNot For Saleです。
しかしながら十分に試飲させていただいていながら帰りに何も買わない訳にはいかないのが人情。
発売まであと1週間程度というタイミングで他のお酒を一升買ってしまう訳です。
さもすると家の冷蔵庫等には一升瓶の保存スペースがFULLになってしまいます。
よってそれらを飲み干すまで次のお酒は買えないという事態に陥り、発売日に買えることはほぼありませんでした。
しかもこのお酒、かなり評価が高く入荷から2~3週間で売り切れてしまう事もあり、毎年、何とか薄氷の防衛を続けている訳です。
今年はこれまた発売後3週間くらいしてやっと買えましたがHKNYA酒店さんで一升瓶、ラス1でしたぞ。
イントロがNEUROSISばりに長くなりましたが肝心の中身の方。
香りは定番の純米酒酒米(美山錦)、削り(55%)、酵母(協会9号)は一緒なのですが
REDBULL風味(カプロン酸エチル)が気持~ち強めの様な気がしますが程よくアテの邪魔もせずチョウドイイです。
お味の方も甘味、ナッツ系?の酸のバランス、非常に塩梅良く冷酒~常温では全く隙なし。
純米吟醸であろうと大吟醸であろうと燗はつけてしかるべきなのですが
鍵和田さん推奨の35~40度は確実に美味く42度位でワタクシ的には悦に至りました。

10月になりますと満を持して
「松みどり 純米吟醸 ひやおろし」も発売されます。
こちらは酒米が雄町、削りも5%UP。春先にこちらも満を持して3月頃発売される「純米吟醸 雄町 生酒」
を7ヶ月氷温熟成させたのち、ひや卸したブツの様です。
生の方はREDBULL風味豊かな華やかなお酒ですがひやおろしではどちらかというと
鼻孔の前の方を刺激する様な柑橘系?な香りになってこれもまた華やかでございます。
上級酒故、ちとコレが張るのとアテに悩むのと、ワタクシ自身が華やかとは言え無い為、
毎年とはいきませぬがスプリングナチュラルミネラルウォーターのステージからのダイブで
24~25BYの2期ほど購入いたしましたよ。

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悩んだ挙句、アテはイヌ。

さて、お味の方。
これがまた華やかな香りに反して?米感が強く感じ勿論、程よい甘みも有り美味い。
24BYでは気持~ち酸っぱみも感じましたが25BYでは感じなかったので気のせいか?
冷蔵庫から出した状態では気持ち苦みも感じます。
言うまでもなくつけましたが40度までがよろしいかと。
40度以降はちと重くなります。
が、24BYでは60度以上、25BYでは50度以上でそれが抜けて米のウマ味がわかりやすくなり、これもまたアリですね。
総じて常温が一番好みでございました。


次回ライブ&いずみ橋「純米辛口 黒ラベル」(神奈川県、海老名市、泉橋酒造)

本当、すみません。
最早、次回ライブまで一週間を斬っているではありませんか!

2018年9月30日(日)西荻窪PitBar
NAMASTE企画「NAMASTIC NIGHT」に参加させて頂きます。
そりゃもう、隙の無い布陣なので18:00前にはPitBarに居るべきですぞ。

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神奈川の蔵で唯一、自社精米機を持ち酒米は自社田で収穫した物をほぼ使用。
神奈川では最も早く全量純米蔵に移行。最近は山廃、生モト系も手がけ
ポップなラベルデザインでイメージも定着し県内外にも積極的にウって出ておられます。
こう書くとイケイケな感じがしますが一貫した強辛口でありながらもウマ味、燗上がりする酒質は
確かなポリシーに裏打ちされた物と感じておる次第です。
が、大変申し訳ございませんがこちらの方が気持ち高めの設定になっておられます。
定番商品の中で最も安価な「恵 海老名耕地」でも一升3000円弱と…
そんな中、レフリーのブラインドを突いてひっそりと販売されておられたこちら

「いずみ橋 辛口純米酒 黒ラベル

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イヌもブラインドを突かれたようです。

こちらの商品、オフィシャルHPには掲載されておりませんし取扱店でもほぼ目にしたことございません。
あろうことか蔵の直販所「酒友館」でも見た事ありません。
何故か近所(川崎在住時)の半分以上ファミマになっている酒店にて目撃、購入いたしました。
一升2350円とこちらの蔵の商品にしてはかなりのお値打ち価格。
かくしてお味の方は。
イイっす。勿論、通常定番商品に比べると気持ちすえた様な雑味なども感じられますが
それがかえって旨味に感じてワタクシは好きです。
上記「海老名耕地」をちょっと重くした感じでしょうか。
色もやや褐色なので店熟成時に紫外線ダメージを受けたのかと思いましたが
裏のラベルを見ればしっかりと1年常温熟成させているではございませんか。

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このスペックです。

これはもう、燗をつけざるを得ない。
40度までのぬる燗はイイ感じに甘味と味が膨らんでウマいですし、50度越えでもイケますぞ。
キレイな酒質のイメージが強いこちらの蔵ですがこんなセメントマッチ的な泥臭いブツも有るじゃないですか。

因みに、カップ酒もありました。

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愛川町、大矢孝酒造さん近くのヤマザキデイリーストアにて購入

このお酒についてKago屋さんの試飲会で蔵の方にカラん、いや聞いたところ
山田さんも麹米?で使われているようですが掛け米に一般米を使っているからお安いのだそうです。
そういえばこちらの蔵は定番商品から季節限定商品まで自社田、山田さんを筆頭に雄町、亀の尾、神力
など錚々たるなんか凄そうな酒米ばかりですからね。

こちらの蔵では毎年、世界的祝日?である2月9日付近に特別見学会を催しておられました。
初めて直販所「酒友館」にて購入した際、登録しますかと言われ舞い上がってはいと答えたのが運のつき、
赤いラブレターならぬ特別見学会への招待状が届く様になりました。
そんなもん、行かねばなりませんよね。
蔵の製造工程見学は勿論、入場時に平杯を頂けて、それで大体12~14種類の試飲が出来ました。

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毎年デザインが違うのがココロニクイですね。

燗コーナーも4種類位あり、有料試飲では最上級酒の純米大吟醸が60ml位、300円で頂けました。
また、初期は酒友館の2階で、途中からは新設されたセミナールームで蔵元や蔵人の方による日本酒講座も受けられました。
世界的祝日を祝う、素晴らしいイベントと毎年、マダムから届くのを心待ちにしていたモノです。
一昨年まで6回位、欠かさず参加していたのですが去年は参加できず、今年からは飲食店関係者限定になってしまったようです。
こちらの見学会(というか普段から)は蔵内、撮影禁止ですし当然のごとくツマミなど持ち込み禁止でした。
地元の方でイヌ持ち込みの方がいたのは内緒ですぞ。
後期はかなり参加者も増えていましたが中には平気で蔵内をスマホで撮影したり、
ツマミをポケットから取り出し頬張り、無料飲み放題無イベントと勘違いして泥酔、
折角貰った平杯を落として割る無粋な輩が多く存在しておりました。
撮影禁止は蔵のポリシーですから我々参加者はそれを尊重して参加するべきと思います。
そんなこんなで聞いた訳では無いので定かではありませんが蔵としても一般参加者は…ってなっちゃったんじゃないでしょうか。
かつて山梨ツアーの楽しみの一つにワイナリーでの試飲がありました。
かくいう我々もフ〇ッコワイナリーや農協で試飲や軽い試食を楽しんだものです。
ああ、勿論、我々はその後、ちゃんと買いましたよ。
それを聞き付けた某バンドが無料飲み放題、食い放題と勘違いして飲み、喰い散らかした挙句、
試食は無くなり試飲も規制されましたとさ。
人それぞれの酒の愉しみ形があるとは云え、どう見ても傍若無人としか言いようが無い方法で、
彼奴等せいで我々の愉しみが奪われるのは埒もねえ話て事で。
とりあえず、その某バンドと某日本最高のロックフェスで共演した際、
イガグリ投げつけときましたよ。
おっと、最近のワタクシは他人を批判するのは控えるんでしたね。
今日は人の身、明日は我が身って事で。
お酒は楽しく適量で。

各告知&昇龍蓬莱「ぬる燗番長 温水燗吉」(神奈川県、愛川町、大矢孝酒造)

先ずはドラム君の店「MONKEY WRENCH」情報から。
当初の予定通り5月16日にグランドオープンする運びになりましたので
皆様、お誘いあわせの上、ご参集いただければ幸いです。
小田急向ヶ丘遊園駅北口、改札を背にして右斜めに伸びている広めの道を直進。
一階に鰻屋、「呑ちゃん」という呑み屋などが有るサンフラワーという集合ビルの2階。
改札からは徒歩3分位の好立地ですぞ。

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craft Beer Bar MONKEY WRENCH
神奈川県川崎市多摩区登戸2130 サンフラワービル2F
TEL:044-712-3969
E-mail:monkeywrench@kuf.biglobe.ne.jp
GOライブの日以外無休(予定)
17:00~24:00

さて、前回からの続きでWAGPLATYメンバー各位によるチラシを凝視し頭に入れてくださいね。

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今回は参加できないにもかかわらずチラシはしっかり造る心意気。流石。田辺君作。

2018年7月15日(日)新代田FEVER
Bleeding Records企画「鬼人奇才 ドクゼツナ コドクナ ドクガ」に参加させて頂きますって。

本編?ですが、先ずはお詫びと訂正。
前回、残草蓬莱の山廃が昇龍蓬莱レーベルに移籍と書きましたが
昇龍蓬莱では現在、山廃は造っていない様です。
加水、火入れしたものがリニューアルラベルの残草蓬莱で一時期出ていたようです。
ひけらかしておいてUseless Informasionを流してしまい申し訳ございませんでした。

では、懲りずに前回からの続きでひけらかしを。

皆様に至ってはは日本酒義捐金プロジェクトというのを覚えていらっしゃりますでしょうか?
東北復興支援の為、各地のいくつかの日本酒蔵がユニオンの旗の下でここぞという秘蔵の酒を特別限定品で出して
ゆるキャラまで巻き込んで売り上げの一部を寄付するという一大プロジェクトでしたね。
海老名の泉橋酒造さんが言いだしっぺらしいので神奈川酒でも多くのいいネタが出されていました。
そしてユニオンの旗の下で立ちすくんだワタクシが選んだ内の1本がこちら

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いや~、美味くて息を飲みましたよ。

「蓬莱 特別純米原酒」(Out Of Print)
美山錦なので気持ち苦味も有りますが、だからこれはアリなんですよ。
苦味、甘味、酸味のバランスが絶妙で御座いました。(とメモにアリ)
原酒なのでアルコール度数も18度ど高めですがそれを感じさせないナニかが有りました。
これがまた燗が美味かった。(とだけ書いてありました)

「蓬莱 ウルトラ本醸造」(Out Of Print)
本醸造です。そう、全量純米蔵に移行する以前のブツを6年(平成23年当時)熟成した真に蔵出し。
6年も熟成しておられるのにヒネ感全くなし。キレさえ健在で味ノリも十分な辛口でした。真にウルトラ。
なんと本醸造なのに精米歩合58%なのですね。
また、アテにコーヒーとサンドイッチではなく酸っぱい物(酢の物など)と共に流し込むと
なぜか更に口当たりまろやかになりました。
想えばこの頃から大矢さんのお茶目なネーミング癖が始まっていたのですね。

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コハダ酢を炙ってみましたが…まあ…ね。

この際、生モト系、「昇龍蓬莱」レーベル関連もイっちゃいますよ。

「昇龍蓬莱 ぬる燗番長 温水燗吉」
県下13蔵がユニオンの旗の下に集まあって毎年2月に横浜のご立派なホテルにて催されている
神奈川県酒造組合主催「神奈川の酒を楽しむ夕べ」。
3年前に参加した折、最も印象に残ったのがこのお酒でした。
いや、やはり先ずは名前が…ね。
お茶目なネーミングも感極まった感じです。
ことワタクシも禿げ由来の坊主頭ですが、まだのびる所を伸ばせば温水さんばりにならない事もない。
なので他人事では無かったのです。
ああ、本当のところはぬるみずですがね。
まあ、その辺はともかく肝心のお味の方も最も印象に残りましたよ。
熟成香が有るやや褐色の液体は常温ではメイプル感と酸っぱ味が有るものの意外とスッキリキレが良いです。
なにせ番長ですからね。そりゃつけますよ。
ふんわりまろやかに味が膨らんでそりゃ美味いです。ぬる燗番長の名に偽り無し。
そういえば温水さんってたまに目つきが凶悪なときありますよね。やはり番長なのか。

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しばらくあの目が焼き付いて~。白子バター焼き

「昇龍蓬莱 生純米 山田錦77 槽場直詰 無濾過生原酒」
香りは控えめですがバナナとかメロンソーダみたいな感じ。酢酸イソアミルってヤツっすかね。
微発泡アリ。槽場直詰無濾過生原の醍醐味、生ナマしさと渋みもタップリ入ってます。
ですからね。そりゃ無濾過生原酒でもつけますよね。
渋みが抜ける感じでマイルドになりこれまた美味いです。
55度以上で奴等も立ってきますがちとバランスが崩れる感じがしました。

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今でもワンマンの頑固者のイヌと。

「昇龍蓬莱 ひやおろし
上記、無濾過生原酒と比べると香は大分落ち着いて米の甘い香りがします。
スッキリした感じの辛口ですが米の甘味や僅かなメイプル感が真ん中辺にある感じがしました。
ひやおろしですからね。燗つけて当然です。そりゃ色々つけてみましたよ。
45度くらいまではイイ感じに味が膨らんで美味いです。
50度以上はちょっと酸っぱい匂いが出てきますがこれもまあ。
個人的には極ぬる燗32~3度(夏なら常温)がクリーミーな酸が出て好みでした。

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エリンギ。

「昇龍蓬莱 蔵内参年熟成酒」
蔵がしっかりと管理した熟成酒なんてそりゃもう買うべきですよね。
精米歩合、使用酒米酵母など上記ひやおろしと一緒ですがこちらは純吟となっています。
ひやおろしはほぼ透明ですが流石に褐色がかっており見た目からメイプル臭が漂ってくる様です。
で、漂ってきます。
常温では熟成メイプル感と酸っぱ味が感じられますが意外とキレもありスッキリ飲めました。
燗はそりゃもう。とにかく美味いとメモに書いてありましたよ。

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見様見真似マカロニサラダ。まあ…ね。

こちらのレーベル「初号機」やら「辛口師匠、勘弁して下さいよ」とかお茶目なネーミングが目白押しですが
蔵元、大矢俊介さんは坊主頭にメガネのハンチングとサスペンダーが似合いそうな男前です。
件の「神奈川の~」での大矢さんの挨拶。
「頭もお酒も滑らかな大矢です。」
流石、自ら杜氏を兼務されていた頃(2012年)、南部杜氏自醸清酒鑑評会でリーダーに選ばれた御仁です。
しなやかに筋の通った姿勢は見習わなくてわとすぼめた肩を震わせて…

愛川町大自然に囲まれた工業地帯、ファクトリーが多い場所柄…ね。

各告知&残草蓬莱「フィーバー777 純米酒」(神奈川県、愛川町、大矢孝酒造)

先ずはドラム君飲み屋情報から。
現在5月中旬オープンを目指し、鋭意改装中でございます。
店名は「MONKEY WRENCH」です。
川崎のクラフトビールがメインだそうです。

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こちらがショップカード

7月のライブはチラシが数種類、存在します。
やもすると演奏しかしないメンバーも居るなどバンド内で役割分担の様な構図が勝手に出来てしまいがちですが
メンバー全員がチラシを作るというマナブ君の素晴らしい発想の元、実行されている訳だ。いや、訳です。
バンドってイイよね。
という事でそれに応える意味で、こちらでも全種類、掲載しなくてはと思う、訳です。

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マナブ君作、一目で解る世界観は流石っす。

2018年7月15日(日)新代田FEVER
Bleeding Records企画「鬼人奇才 ドクゼツナ コドクナ ドクガ」に参加させて頂きます。

で、FEVERといえばサタデーナイト。トラボルタですよね。

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しかしながら、こんなFEVERも有る訳です。

「残草蓬莱 純米 フィーバー777 」

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神奈川県の中西部、宮ヶ瀬湖の近くに有る愛川町にて醸されるこのお酒。
一升2268円とリーズナブルな値段でありながら非情に美味い。御美事で御座います。
出羽燦々という酒米を77%まで削り7号酵母なので777らしいですが75%の時もあったらしいのは内緒ですぞ。
まろやかな熟成香で味の方もイイ感じにカラメル風味と甘味が有りますがべた付かずキレが良い。
こんなもん燗つけたら美味いにきまってますよね。
40度位のぬる燗でキレイに味が膨らんでとてもよろしいかと。
奴等はあまり立って来ませんが70度位まで上げてもバランスが崩れませんよ。

前々回の記事で書きましたがこちらの蔵にもおじゃました事が有ります。
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蔵の入り口に聳え立つケヤキ。ですから無許可で載せてもイイですよね。

泡盛伊是名島」のTシャツを着て作業されている蔵人の方に写真とって良いデスカ?と聞いた所、
なんと奥の作業場の方まで案内してくれました。
夏場だったのでひっそりとしていましたが逆に造りの時期だったら無理でしょうし
一人で蔵見学出来るなんて贅沢ですよね。有難うございます。

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瓶ですからイイですよね。

こちらの蔵の銘柄は現在、速醸系の「残草蓬莱」、
系の「昇龍蓬莱」の2系統になっておられます。

折角なので私が飲んだ「残草蓬莱」シリーズもイキますわよ。

「残草蓬莱 純米吟醸 無濾過生原酒 Queeen」
ちょっと前から流行っている低アル酒(12%)です。加水で低アルにするのではないので非常に技術が要るそうです。
12%なのでQueeen(e3つでした)だそうでこちらの蔵はそんな感じの命名が多いですね。
きめの細かい微発泡が有り酸味、甘味、コクのバランスがお美事で困った事にゴクゴクいけてしまいます。。
意外と揚げ物なんかにも合いますわよ。

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カキフライ、ラッキョウマヨネーズにて。

「残草蓬莱 純米吟醸 出羽燦々
上記2銘柄も出羽燦々を使っているので出羽燦々おそるべしと買ってみました。
Queeenは香りがかなり立っていて派手でしたがこちらは火入れだからか意外と派手さは無く控えめな米の香りが心地よい。
あ、Queeenの方は山田さんも入ってましたがね。
ひやでは控えめな甘味とコクがとてもバランスよくこれまたお美事でゴクゴク。
燗は30~40度が甘味が増して美味いと思いました。55度以上は酸が勝ってくる感じでした。

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イヌにて。

「残草蓬莱 四六式 無濾過生原酒」
こちらは麹に焼酎で使う白麹を用いたブツでクエン酸が多く出るそうです。
疲れた体に効きそうですね。
これは初年度だったので酸度が2.8でしたが現在は4近いみたいです。
やはり開栓時は微発泡していてクエン酸という先行イメージからか
やや酸っぱいような感じがして爽やかさでお美事でゴクゴク。
燗は一気に感じが変わって色々と膨らみますよ。これもまた美味いのです。
あ、四六(しろ)式から来ているそうです。白と書いて…
現在の酸度でまた飲んでみたい、いや飲もうと思います。

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イヌも疲れが飛んだ様です。

「残草蓬莱 特別純米酒
残草シリーズはラベルのデザインは一緒ですが色で特定名称別けしておられます。
金が大吟醸、赤が吟醸、青が特別純米、緑が純米、茶は?純米てな具合に。
青の定番、特別純米酒です。米の旨味がしっかり感じられて程よい熟成感も有り
比較的近所の前出、相模灘の定番特純とは違うベクトル、45度の位置、あさっての方向ですがこちらも美味いですぞ。
ひやおろしも美味かったです。


「残草蓬莱 しぼり立て」
上記ラベルデザインの法則から言ったそばから外れていますが
これは次の普通純米酒のしぼりたてだからと思われます。
勿論、しぼりたてなので渋みのあるさわやかさんですが米の甘味やコクもしっかりありますぞ。

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ワイングラスなんかで飲んじゃったりしたりして。

「残草蓬莱 普通純米酒
これまた法則から大きく逸脱した昔ながらのジャケですが
このお酒はいわゆるほぼ地元消費のREAL地酒ですから
昔から親しんでいらっしゃるLocl Drunksを配慮しての事かもしれませんね。
という事でこのお酒を求めて蔵の方にもおじゃましたのですがたま~にMAN吉商店さんでも見かけます。
一升2000円と嬉しいお値段、14度とやや低めのアルコール度数ですが味の方はあなどれませんぞ。
思ったより辛口で熟成感はありませんが甘味とコクはしっかりありキレも良く飲みやすいです。
燗は甘味が増します。30~35度位が好みでした。夏なら常温か。
60度越えでもバランス崩れずイケますが奴らはやってきません。
神奈川酒にしては素晴らしいコスパです。が、開栓してからのヒネが若干早い様な気もします。
毎日、欠かさず飲めばいいんじゃない?というメッセージが込められているのかもしれませんね。

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急いで口で吸え。

さて、残草蓬莱シリーズはかつては残草が無くただの「蓬莱」でした。
「蓬莱泉」という有名なお酒も有るからか2012年頃から残草が頭に付きました。

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ほら我々が活動している界隈ではよく有るじゃないですか。
バンド名が同じだからとか似てるからとかで名前変えろとか。
かく云うワタクシもN.Y.のGO!(ビックリマーク付き)に名前変えろ、ツブすぞと散々メール送ったのですがね…
ってウソよね~。
勿論、残草が付いたのもそんな訳ありませんよ。
「蓬莱」時代のひけらかしは次回にするとして以降、ちょっとひけらかし。

「残草蓬莱 純米酒
過渡期、初期の作品。COCで喩たらAnimosityの様な感じです。
ジャケもそれまでのジャケに申し訳程度に残草のハンコ押した感じです。
よく有るジャケなしEPの白スリーブに押してあるハンコをイメージしてください。
最近の熟成感のある感じでは無く辛口でスッキリした感じですが米の甘味は良く出ていた記憶があります。
これがまた、燗が美味かった。50度以上の熱めでも揺るぎなく。でも45度位が好みでした。
現在の緑ラベルはまだ家でじっくりと飲んだ事無いので、どの様になっているか気になる所です。

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でもよく見るとバックに残草って入ってますね。

「残草蓬莱 山廃仕込 無濾過生原酒」(Out Of Print)
こちらはMAN吉さんで試飲奨められ、車だったので、じゃ、香りだけでもと嗅いだらそりゃもう買いでした。
カプロン系ではなく本当、ザ米って感じの臭い。それだけでお茶碗一杯いただけるような感じです。
冷では意外と爽やかなイイ感じの酸で米の旨味もばっちり乗ってますがキレもいいです。
これがまた、ちょっと温めただけで豹変。一気に奴らが立ちだしてフィーバーでした。
極ぬる燗か50度越えが個人的には好みでございました。
こちらは上記、方向性の明確化により「昇龍蓬莱」レーベルに移籍の様です。
まだ「昇龍蓬莱」の山廃は飲んだ事ありませんがワタクシのBUY OR DIEリストに入っております。

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ホッケとお燗でフィーバー。

あ、鬼人奇才でフィーバーするべきなのはサンデーナイトですからね。お間違え無く。

各告知&相模灘「特別純米 芳醇辛口」(神奈川県、相模原市、久保田酒造)

先ずはドラム君がこの度、というか5月中目標で飲み屋を始める事に相成りました。
いずれこちらでも本人から詳細な告知が有りますよね?
場所は小田急向ヶ丘遊園駅北口から故ULURU(故IMU)方面と逆に直進。
鰻屋の有るビルの2Fです。

で、一応、我々の本分である次回ライブはちと先ですがまたWAGPLATY殿に誘っていただきました。
アリガトウ・アリガトウ。
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2018年7月15日(日)新代田FEVER
Breeding Records企画「鬼人奇才 ドクゼツナ コドクナ ドクガ」に参加させて頂きます。
対するはWAG PLATY(新メガネ)、MIDDLE(鶯谷の首領)、BACK TO BASICS(狂㋣)、NOWON(1stAlbam NOWON saleになるのくゎ)
と我々はともかく豪華ですぞ。

折角ですので久保田酒造さん本分の方も
相模灘」銘柄の方はTKYや神奈川でも横浜、横須賀方面にも流通していますね。
かく云うワタクシも近所のMAN吉さんやKago屋さんで購入する事が多いです。
数年前、盆休みに時間が出来たので「喜楽」と「相模灘」を求め蔵に赴きました。

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看板だから許可なしに乗せてもいいですよね。。
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入口ですから許可なしでいいですよね。。
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販売所の中ですがボケてるし許可なしでいいですよね。。
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販売所でボケてますので。。。
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ビック瓶が気になりますな。秘蔵酒も。。。

一応、バスの時刻表はチェックして行ったのですがバスしか公共交通手段が無い地域。
着いて試飲して購入して帰るのにチョウドイイ時間に復路のバスが有るので
これは午前中に帰って購入した酒で昼から一杯出来るなと思っておりました。
予定通り午前9時頃、蔵に到着。早速、上級酒も含め何種類か試飲させていただき
最初から買うつもり満々なのに「喜楽」も試飲させていただき
あら、もうイイ気分。
当時、通いつめていたKago屋さんでは置いていない「相模灘 特別純米 芳醇辛口」と「喜楽」を購入しリュックに詰め込み
復路のバス停へ…ってもう時間無いじゃん。調子に乗って試飲しすぎたのです。
京都駅キーポンランニング(*注1) の二の舞をしでかしました。
次のバスは2時間後。バス経路が複数ある地域なので少し歩けば違う経路のバス停も有るだろうとタカをくくって
移動してみたもののありゃしない。タクシーなんぞ通りません。
当日は恨みでもあるのかという位、晴れていやがり猛暑。生命の危機すら感じました。
結局、2時間ふらふらしながら元のバス停まで戻り何とか生還しました。
人間、「足るを知れ」ということですよね。

で、「相模灘 特別純米 芳醇辛口」。
こちらの蔵の信条「米由来の旨味を生かす為」の無濾過、
そして瓶囲い、と贅沢な仕様ですが一升2500円(当時)と通常版の特別純米より200円安く
しかも芳醇ときたらお買い得感がありますよね。
原料米が美山錦で無濾過のせいか苦味も感じますがそれもまたアリ。
キレも良いのに確かに芳醇で味は濃厚でございました。
芳醇辛口なんて、そんなん燗つけたら美味いに決まってるじゃないですか。
確かに美味かったのです。

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芳醇だけに金目の煮付けと合わせてつけましたよ。

が、メモを見ると既に芳醇だからか、はたまた夏だったからか常温以下の方が好みと書いてありました。

こちらのお酒、最近、ラベルが一新され芳醇が取れてただ辛口となりました。
この様に
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相模灘 特別純米 辛口 おりがらみ 生酒」
昨年の夏に出たこのブツ。勿論、無濾過、瓶囲いです。
それを生の状態で夏まで熟成させたんでしょうね。
蔵がちゃんと瓶囲いで温度管理した生状態での瓶熟成、しかも「おりがらみ」ですから
そんなん、美味いに決まっているじゃありませんか。
結構、オリさんは入っています。
開栓したてはちとカッチカッチな感じがしましたがもう2日目からは味が乗ってきて
Just One Weekで乗り切った感じになった訳だ。いや、訳です。
濃厚な味わいは健在。というかオリもインで増してます。しかもスッキリキレは良い。
あ、苦味も健在ですがオリのおかげか気持ち和らいでいる様な?
こちらも常温以下が好みと書いてありました。

ワタクシはこちらの特別純米シリーズが好きなんですよね。
米どころの県に比べ比較的価格が高めの設定である神奈川の酒のなかでも
一升、2000円代というのも有難い。
通常版「相模灘 特別純米
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イヌも同意の様です。

こちらも勿論、無濾過、瓶囲い。
やはり美山錦なので苦味は感じられますがアリなんですぞ。
グレープフルーツとかレモンピールとかそんな感じの苦味と思えばヨシなんですぞ。
こちらは芳醇よりそりゃスッキリですがちゃんと味は乗っています。
個人的にはこちらはぬる燗か50度越えで奴等が乗って来た辺りが好みです。

相模灘 特別純米 若水」(Out Of Print)
元々、若水酒米の種類です)は白ジャケで造られていましたが
このジャケになってから酒質がかなり変わったそうで
これはその1期目、火入れVerです。
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イヌも期待大だった様です。

これは大変美味かった。い~い酸が出てて蔵元推奨の常温以上で間違いないです。
奴等が立ってくるのは60度位。その辺も大変、美味しゅうございました。
しかしながら残念な事に諸事情によりこの次のBYに生酒を出してから製造されておりません。
切に再発を所望する逸品です。

相模灘 特別純米 雄町」
これは秋口に出た火入れVerです。
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秋口でしたがイワシが旨かった。

こちらの蔵はあえて「ひやおろし」を出していないのですがこれはひやおろし的な存在かもしれません。
思えば前出の若水火入れも「ひやおろし」、おりがらみも「夏酒」と言われる部類かも。
それはともかくこちらも大変美味しい。
素晴らしい酸が出ておられます。香りや味がもはやヨーグルトっぽくも感じました。
ワタクシ、いわゆる雄町ストと言われる輩ではございませんが雄町米のお酒は好きで結構飲んでます。
知らんけど雄町好きって言ってりゃ何かデキるっぽいじゃないすか。知らんけど。
やもすると複雑になりすぎて良く解らなくなると個人的に思う雄町米の酸が
上手くまとまっていてワタクシにも解りやすい美味さを感じる事が出来、非常に助かりました?よ。

「すべての愚かなイズムを逃れ、そして永く生きる事」
真に正鵠。すげえな加奈崎さん。
RK2君、お陰で聴くことが出来ました。
君にアリガトウ。

*注1)京都駅キーポンランニング
飲み過ぎて、京都駅走って、高速バス乗り遅れて、逆ギレという体たらく。
語源は「チャーリーハーパー・キーポンランニング」

次回ライブ&粕取り焼酎「喜楽」(神奈川県、相模原市、久保田酒造)

次回ライブは
2018年3月24日(土)早稲田ZONE-B
MAD MANIAX企画「shock mania vol.17 + dfer vol.37」に参加させていただきます。
出演バンド数が多くスタートも16:00と早いデスよ。気を付けるべきだと思われます。

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ああ、今度は焼酎がこわいって事ですよ。
どんな事も差別は良くないですよね。
酒類もしかり、ワタクシは酒差別はいたしません。
もう10数年前の焼酎ブームの頃に比べると昨今、本格焼酎を好む方が減ってきている様な気がしております。
某Kago屋さんのお酒イベントなども日本酒の会はすぐにSoldOutですが焼酎の会は当日券有りの状態ですから。
かく云うワタクシも焼酎だけを飲む日は大分減りましたが〆には必ず本格焼酎泡盛を飲むように心がけております。
以前、神奈川県愛川町の銘酒「残草蓬莱」を醸す大矢孝酒造へ普通酒を買いに行ったところ蔵人の方が
泡盛伊是名島」のTシャツを着て作業されておりました。
その後、試飲会で酔った勢いで八代目当主大矢さんにカラんだ、いや、その旨を伝えた所
「私も飲みますよ。同じ国酒ですからね。」
と目頭が熱くなるコメントをいただきました。
国酒といえど焼酎蔵は九州、四国、伊豆七島など限られた地域に有る気がしますが昨今、地酒を飲むという
プチローカリズムアチチュードを実行している我が身。
神奈川の地焼酎を飲まなければいけません。
しかしながら勿論、焼酎蔵はありませんよね。
もはや神奈川に地焼酎というものは存在しないのか?
否、有る、有るのです。
全国的に清酒蔵が焼酎など他の酒類も造っている例は多々ありますね。
有名どころでは前出、八海山の「よろしく千萬」。一番知られていて消費されているのは金宮焼酎でしょうか。
ここ神奈川の清酒蔵でも御多分に漏れず2蔵、焼酎を製造されております。ああこわいこわい。

で、粕取り焼酎です。
粕取り焼酎はワタクシごとき7銘柄しか飲んだ事無いペーペーなので間違ってたらすみません。
全国的には減圧蒸留が主流の様な気がしますがそれでもやり過ぎなければ
しっかりと酒粕の風味が残り、かつスッキリした飲み口で日本酒が好きな方ならイケると思われます。
対しまして常圧蒸留。
粕取り焼酎の本場?らしい福島県「辰泉」の粕取り焼酎は常圧で蒸溜されていますが
まるでブルーチーズを飲んでいる様な感じで日本酒のカプロン酸系香りを重視されている御仁にはそぐわないかと思われます。
昨今、口も臭いのでクサイ物好きなワタクシは大好物で何度もリピート購入しております。
まあ、どちらの方が優れているという事では無く例えばクサイ物を毎日飲み食いしてたら飽きるし
体調の悪い時などはサッパリ飲みたい時も有ります。
合わせるアテにもよりますし要はどちらも素晴らしい飲料ってことですわ。
常圧でないとイカンという御仁もお見受けいたしますが
蒸溜方法による差別もよくありませんよね。

話は戻りますが県北、津久井湖の近くにて
清酒相模灘」を醸す久保田酒造さんが造っているこの粕取り焼酎「喜楽」。
ワタクシ個人的には神奈川が全国的に誇っても良い逸品ではないかと思っている次第です。
こちらの本分、日本酒「相模灘」自体もTKYなど他県でも評価高く確かに美味いです。
その酒粕からですからそりゃもうアナタ、ワタクシがアレコレ言うまでもないですよね。まあ、言うのですが。
常圧蒸留、無濾過によりフーゼル油浮きまくりのこのブツは
蔵元曰く、好き嫌いがはっきり別れるとの事。
幼少期に祖母から与えられた酒粕を火鉢で炙った物をそのまま飲んでいるかのような味の濃さと香ばしさではありますが
思うにワタクシにはチョウドイイです。
相模灘」を飲んだ後に〆で一杯などとてもよろしい流れかと存じます。
現在の基本アイテムは35度バージョンです。
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かつては25度、
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30度など有りました。
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経て2013年。35度にたどり着いたそうです。
また、たまに出るハナタレ(初垂れ)原酒44度
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は35度に比べるとさらに高アルコール度数にもかかわらず
雑味が無く綺麗な口当たりでありながら酒粕の味がシッカリ過ぎる程感じられ素晴らしいです。
これを冷凍庫で凍らして〆に猪口で一杯、ストレートでやるのはタマランでございますよ。
はたまた、高価なのでまだ購入したことは無いのですがこれをワイナリーから譲り受けた樽に長期間貯蔵した「秘蔵酒」なるブツも。
橋本のOBCH酒店で試飲させていただきましたがもはや別物。
ウィスキーなど洋酒好きな方にもご推奨できるブツで御座いました。
が、この「喜楽」、なんとやら!通常版の35度でさえあまり流通しておりません。
津久井や橋本あたりの酒屋さんなら有るのかもしれませんし知らんだけかもしれませんが
ワタクシは蔵の直売所か上記OBCHさん、もしくは足柄の5OOO屋さんで購入しております。
後は相模大野のさがみはらアンテナショップ、ボーノ相模大野内、「Sagamix」で売っているのを見たことが有る位です。
かつては近所のおもろい酒屋、MAN吉商店さんでも売っていたようですが現在は扱っていないとの事。
折角の逸品、なぜ積極的に流通させないのかはワタクシの知る所ではございませんが
先日、試飲会の久保田酒造ブースにて蔵人の方と話す機会が有り、また酔った勢いで「喜楽」についてカラミ、いや、色々お聞きしました。
ハナタレを飲んだ時の感動についてカラんだ、いや、想ひをつたえたところ、
通常版35度の在庫が余っているので当分、ハナタレは造られないのではないかとの事でした。
なんともはや、やるかたないお話。Soft On Demand、いや、Supply And Demand。
ここは一発、試飲会などで蔵元にカラみ、いや直訴したい所ではございますがそれは出すぎたマネですね。
ワタクシの様な一般消費者が出来る事はひたすら在庫尽きるまで飲み続ける事。
さすれば民意?は届くと信じて、「喜楽」を飲みながら筆を下し、いや、置きたいと思います。

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イヌも舌なめずりですよ。

あ、物販、在庫沢山、余ってますからね。
ご希望の御仁は前記事をご参考に。

次回ライブ&松美酉「しぼりたてのお酒 本醸造原酒」(神奈川県、松田町、中澤酒造)

気が付けば次回ライブ、明後日に押し迫っておりました。
2018年1月27日(土)西横浜エルプエンテ
WILD LUNCH企画「Punk of life vol.3」に参加させていただきます。

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我々はトップ、18:30に始めますので。

寒冷地の蔵では早くから初しぼりの出荷も行われていると思いますが
神奈川など比較的温暖な地域でも初しぼり的な物は出そろった感じですかね。
神奈川では木戸修さんのファイトスタイルを髣髴とさせる実力者、厚木の黄金井酒造さん「しぼりたて 盛升」が一番早いのでしょうか?
そして「丹沢山 しぼりたて」「箱根山 初しぼり」「残草蓬莱 初しぼり」など
近年飲んだ神奈川の醸造年度初期のしぼりたてはいずれも大変美味しゅうございました。
お金と時間が有り余っていれば片っ端から飲み倒したい所ですがそこは所詮下っ端、ましてや家庭の有る身。
さらに燗酒や焼酎も日々、バランスよく飲まなければならないので、
そのBYのしぼりたてはなるべく4合瓶で2~3銘柄にとどめる様に心がけています。
そんな中、ワタクシが毎年必ず購入しているしぼりたてがこちら。
神奈川県松田町 中澤酒造「松美酉 しぼりたてのお酒 本醸造原酒」

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これは27BYですね。

こちらの蔵の銘柄「松みどり」(松美酉)は次期頭首11代目、鍵和田亮さんのイメージ通り優しい味わいで
ありながら冷から燗まで万能なバランスの良いほっこりするお酒を醸されています。

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鍵和田亮さんと筆者

が、このしぼりたてのお酒はしぼりたてだけに尖った感じはするのです。
アル添しぼりたてのムッとくるアルコール感も有りますがそれ程でもなくむしろ心地よくさえ感じます。
渋みが有るのはしぼりたてだからこそですし甘味、爽やかさとのバランスは非常に良いと思っておる次第です。
結果、18~19%という高アルコール濃度を気にする事無くグビグビいけてしまう訳です。ああこわい。
今季(29BY)は昨年よりやや辛めに感じましたがやはり美味いですよ。
燗は勿論、試さなければいけないので試みましたが現状のままでは向いていないと思われます。
あ、蔵元も推奨するロックはいけますよ。

ワタクシ、お酒の購入に関しましては通販をしないというクソみてえなプライドというかイチモツあるのですが
このお酒についてだけは毎年、蔵元からの通販で2本以上買っております。
何故に2本。そりゃぁアナタ、熟成させるのですよ。
まあしょせんは家の冷蔵庫での熟成。蔵元やイチモツ持っている地酒専門店さんでの熟成には到底及ばないものの
劇的な変化は楽しめます。
2016年5月に開催した再結成後初の自主企画「HATE×1」でこのお酒(27BY)を半年ほど熟成させた物を
振る舞い酒として出したのですがこれがまた塩梅とてもよろしかったです。
気持ち渋みも残っていていながらイイ感じに丸くなっておられました。
あっという間に出演者により一升がSoldOutしてしまいお客様には振る舞う事叶わず申し訳ございませんでした。

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妻作の酒粕マフィンもイイ塩梅でした。

そして今回、一昨年11月に仕込まれたブツ(28BY)を1年熟成し今季のブツと飲み比べてみたわけですがもはや全くの別物。
鍵和田さんのイメージ通り、優しい丸みを帯びた味わい。
ヒネ感の無い良い感じのメイプルシロップ感。
何かどこかで飲んだ事有るなと思いましたが同蔵の「本醸造、上撰」が非常に近似しておりました。
上撰よりやや辛目に仕上がってますのでキレも残っていて冷でも良い感じです。
そして燗といえばそりゃあもうアナタ。辛口がお好みの貴兄にはご満足いただけないかもしれませんが
熟成酒の燗が好きな御仁の口には合うのではないでしょうか。
で、一体何が言いたかったのか?しぼりたて状態が美味い酒は結果、熟成しても美味いという事ですね。
冷蔵庫に余裕が有り、1年間、飲みたい欲求に耐えられる強靭な精神力をお持ちの御仁。是非お試しを。

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正月は魚屋がやっていないのでやもおえずINAGEYA。quality vs quantity

前回、告知しました「This Is Noborito」E.P.ジャケット色違い版ですが
イメージ 4当然の如くまだまだ在庫ございます。
通販ご希望の方はgo_93_08@yahoo.co.jpにその旨と枚数をメールしてください。
1枚800円、郵送は基本レターパックで送ります。
1~3枚なら360円ですが4枚以上はご相談ください。


上記E.P.のおまけ「Just One Month Five Weeks」リマスター版8cmCDですが
イメージ 5当然の如くまだまだ無料配布いたします。
郵送希望の方は上記アドレスにメールしてください。
基本180円のスマートレターで送ります。CD自体は何枚でも無料ですが送料は頂きますよ。
無料の物に送料+振込手数料がかかるので我々としても忍びなく通販はあまりお勧めは出来ませんが…
あまり多い場合はご相談下さい。

昨年より発売しております「GO 利き猪口」5勺サイズですが
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当然の如くまだまだ多量在庫ございます。
単価が350円なので1個では送料の方が高くつきます。
非常に忍びないのですが利き酒にも使える上絵付け仕上げのシッカリしたブツですので
それでも構わない方は1個からでも通販いたします。
居酒屋など営む方がまとめて買ってくれたらこれ幸いなんですけどねぇ。サービスしますよ。
そうです。余りまくっているのでございます。

昨年より発売しております「GO Tシャツ」ですが
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まだまだ黒地Mサイズのみ在庫ございます。
通販希望の方は上記アドレスにメールしてください。
1枚1500円、多少無理に押し込む感じでよろしければレターパックで送ります。
別方法や2枚以上の場合はご相談下さい。
京都の巨匠によりますとこのTシャツ着てると他国の方々にガン見される事が有るそうですので
これを着て夜のドブ板や福生あたりを歩いてみるのも一興かと。

2003年より発売しております「TRIPLE SEC」3Bands(VERRYGOODMAN、GO、H.K.)CDですが
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まだ数枚在庫ございます。
通販希望の方は上記アドレスにメールしてください。
1枚1000円、もしかしたらスマートレター(180円)でも送れるかもしれませんが
レターパックの方を推奨いたします。
エンハンスド仕様でPCでなら当時の画像も見れる事は周知の事実ですが
イチモツ握りしめて15年、十分に熟成しましたのでいい塩梅にまろやかになっているかもしれませんよ。